「広報部がある会社なんて、大企業だけでしょう。」
実は、ティルにも“広報部”という部署はありません。
社長が、営業も人事も経理も全部やってるなんてことも少なくないですよね。
中小企業の社長さんと話していると、そんな言葉をよく耳にします。
確かに、社員数が限られている会社では、専任の広報担当を置くことは簡単ではありません。
日々やるべきことが山ほどある中で、「会社の情報発信」まで手が回らないのが現実です。
ですが今の時代、“発信していない会社”は、存在していないのと同じように見えてしまうことがあります。
それほど、“伝えているかどうか”が重要な時代になっています。
どれだけ技術があっても。どれだけ誠実な仕事をしていても。お客様にどれだけ喜ばれていても。
“伝わっていなければ、存在していないのと同じ”と感じる場面は少なくありません。
ティル自身も、日々そうしたことを感じながら情報発信を続けています。
それが伝わっていなければ、新しいお客様にも、求職者にも届きません。
「いい会社なのに伝わっていない」が一番もったいない
中小企業には、大企業にはない魅力がいっぱいありますよね。
実際に話を聞くと、「こんなに面白い会社だったのか」と驚くことも少なくありません。
しかし、その魅力は社内では“当たり前”になっていることが多いのです。
毎日やっていることだから気づかない。
長年続けているから特別だと思っていない。
でも、外から見ると、それは十分に価値のある情報です。
例えば、なぜその仕事を始めたのかどんな想いで商品を作っているのか
お客様からどんな声をもらっているのか
社員がどんな雰囲気で働いているのかこうした情報は、営業資料だけでは伝わりません。
ホームページ、会社案内、SNS、採用ページ、ブログ。
発信する内容は、決して特別なものである必要はありません。
会社紹介や事業内容、採用コンテンツ、日々の取り組みなど、身近な情報にも十分価値があります。
大切なのは、「何の目的で、誰に向けて伝えるのか」を整理することです。
企業の情報発信は、単なる宣伝ではなく、
お客様や求職者とのコミュニケーションの入口になります。
どんな考え方で仕事をしているのか。どんな人たちが働いているのか。どんな想いでサービスを届けているのか。
そうした空気感は、営業だけではなかなか伝わりません。
だからこそ、ホームページやSNS、会社案内といったコンテンツが必要になります。
特に中小企業は、一つひとつの発信が「会社の印象」そのものになります
大きな広告費をかけなくても、丁寧に整理された情報発信は、信頼につながっていきます。
そうした“広報”によって、少しずつ会社の空気感が伝わっていきます。
でも、社内だけで広報を回し続けるのは簡単ではありません。実際、「誰がやるのか」で止まってしまう会社も多いです。広報を社内でやろうとすると、多くの会社が途中で止まってしまいます。
理由はシンプルです。
「本業が忙しいから」。
最初は「Instagramを頑張ろう」「ブログを書こう」と始めても、更新が止まる。
ホームページのお知らせが3年前で止まっている。
採用ページが古いまま。スマホでは閲覧しづらい状態になっている。これは珍しいことではありません。
広報は、“空いた時間にやる仕事”では続かないからです。
さらに難しいのは、「何を発信すればいいかわからない」という問題。
社内にいると、どこが魅力なのか客観的に見えなくなります。
だからこそ、外部の視点がとても大事になります。
外部パートナーは「代行」ではなく「伴走」
外部に依頼すると聞くと、「丸投げになりそう」「うちのことを理解してもらえないのではないか」「コストがかかりそう」そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。
ですが、本当に相性の良い外部パートナーは、“単なる制作会社”ではありません。
会社の考え方を整理し、強みを言葉にし、伝わる形(デザイン・見せ方)に変えていく。
いわば、“社外広報部”のような存在です。それが私たちの仕事です。
社長自身は、自分の会社の魅力を説明するのが意外と苦手なことが多いです。
なぜなら、毎日必死にやってきたことだから。
苦労してきたことほど、本人にとっては「普通」になっているからです。
でも、外部の人間はそこに気づきます。
「それ、他社にはない強みですよ」「その考え方、すごく信頼につながりますね」
実際、ティルもそうでした。
デザイン会社さんをたくさん見てきた営業の方に、こんなことを言われたんです。
「営業いないって面白いですね。それだけ紹介や信頼で仕事が回っているってことですよね」
そんなふうに、会社の魅力を“翻訳”してくれる存在がいることで、発信は大きく変わります。
広報は「売り込み」ではなく「信頼づくり」
中小企業の広報で大切なのは、派手な広告ではありません。
むしろ重要なのは、“安心感”です。
この会社はどんな人たちなのか。どんな想いで仕事をしているのか。ちゃんと相談できそうか。
今は、商品だけでは選ばれません。「誰から買うか」「どんな会社か」そこを見られる時代です。
だから、広報とは「目立つこと」ではなく、“信頼を積み重ねること”だと思っています。
会社紹介のパンフレットひとつ。採用ページの文章ひとつ。SNSの発信ひとつ。
小さな積み重ねが、「この会社、なんだか良さそうだな」という印象を作っていきます。
それは営業にも、採用にも、将来的な会社のブランドにもつながっていきます。
中小企業こそ、「伝えるプロ」を味方につける時代です。
すべてを社内だけで抱える時代は、少しずつ終わり始めています。
経理を外部に依頼する。ITを専門家に相談する。法律を顧問に任せる。
実際、ティルでも会計士さん、社労士さん、弁護士さん、お願いしています。
困ったとき、すぐ相談できてとても頼りになります。
それと同じように、「会社の伝え方」を外部に相談することも、これからは自然な選択肢になっていくはずです。
むしろ中小企業こそ、限られた人数だからこそ、外部の力をうまく活用したほうがいい。
社長が本来やるべき仕事に集中しながら、会社の魅力はきちんと発信していく。
そんな形が、これからの中小企業のスタンダードになっていくのかもしれません。
会社には、それぞれ“らしさ”があります。
その魅力を自然に伝えられている会社は、やはり強い。
“らしさ”は、言葉やデザインを通して少しずつ届いていくものです。
ティルは、そんな発信のお手伝いをこれからも続けていきたいと思っています。
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